事業概要
- 事業目的
本学園(設置校 仙台大学、明成高校)は、2019年5月に創立140周年を迎えます。
開学以来、建学の精神「実学と創意工夫」を掲げ幾多の時代変動の中を歩んでまいりました。さらなる高みを目指し本学園仙台地区キャンパスの再整備を行うものであります。 - 事業内容
自然、地域との共生を目指し、防災安全に配慮し、生徒・学生の各々の高大接続その他の新しい学びが実現できる教育環境の整備・充実を目指すものであります。
明成高等学校の校舎新築(2021年 1月完成予定)
- 仙台大学川平キャンパス内施設の充実(高大連携教育の充実)
- 車道にて分断されているキャンパスを連絡橋で結び一体化の実現
- 防災の観点から、表土排水加工、地下貯水槽設置、崩落懸念のある擁壁の施設活用に応じた新設、撤去実施
- 鳥の鳴き声、古来自生する松等木々に満ちた自然共生キャンパスの実現
建物概要
新校舎棟(仙台大学附属明成高等学校)
外観
一般教室棟
140メモリアル創志PLAZA
一般教室が取り囲む大空間で、生徒同士の語らい、思索、創造のPLAZAです。
特別教室棟
福祉未来Lab
IT実践室1,2
創志リエゾンキッチンホール
給食等の総合調理の実習エリアです。
仙台大学運動栄養学科と連携した調理実習を開始、今後自治体および企業他との連携実践の場としても活用を検討・企画中です。
食文化実践Lab1,2,3
最新鋭の調理設備を配し、和食、中華、製パン製菓を含んだ洋食の調理3分野の学びを実践するエリアです。
Natural Science Lab
総合科学実験室です。
創志Lecture Room
ICTを活用し仙台大学教員による遠隔事業をはじめ多目的な学びの実践エリアです。
KMCH(研究・教育)棟、アリーナ(体育館)、連絡橋
KMCH(研究・教育)棟
Eラボ(2階)
ICTテクノロジーを活用しスポーツ科学に根差した体育教育・研究実践ラボです。
その他に高大接続会議室、高大接続スタッフルームがあります。
アリーナ
連絡橋
実践教育概要
仙台大学附属明成高等学校教育機能概要
1.全体全館に高速通信ネットワークおよびWi-Fiを設置し、どこでもインターネット等とアクセスできる充実した情報環境の実現
タブレット端末を活用したMIYAGI Style(*)をベースとした授業展開
仙台大学との遠隔連携授業の実施
教育設備の一新、充実、隣接した大学設備の供用により充実した教育の実現
古来自生する松等木々に取り囲まれる自然に富んだ学園環境
全館冷暖房及び24時間換気によるクリーンで学習に集中できる教育環境の実現
2.部門
30教室(1学年10教室×3学年)
黒板に一体型の液晶プロジェクターを設置し、Wi-Fiを活用したICT教育の実施
学年を超えた学びの場所の配置
学校法人朴沢学園の船岡・仙台キャンパス全域の活用
調理実習室(3室)、総合調理実習室等の厨房機器等の一新
充分な教育面積を確保した介護実習室の配置
情報機器を一新し高度な情報処理をはじめとした先進情報教育の実施
- 普通教室棟中心部に大階段と2階吹き抜けの大規模空間(アトリウム)を構築し、学年、学科に捉われず、生徒が常に出会い多様な考えに触発される場の実現
- 先進的情報環境により仙台大学、海外の提携大学、インターネット等と連携した学びの実現
次世代型の高大連携教育
川平地区再整備事業(第1期、第2期)は、地域防災を念頭とした敷地開発、仙台大学附属明成高等学校の校舎改築、仙台大学川平キャンパスの充実を行い高大連携教育環境の創造を行ってきました。全館Wi-Fi化、アリーナに自動追尾カメラの設置、スポーツ分析ソフトの充実等によりICTテクノロジーを活用しスポーツ科学に基づいた次世代型の体育教育を実践していきます。地域、企業ならびに国際連携の拠点ともして参ります。事業の進捗経緯
進捗状況(2022年 7月)
アリーナ(体育館)・研究棟の鉄骨組立が完了し外壁工事に取り掛かってます。
進捗状況(2022年 8月)
アリーナ(体育館)・研究棟の内装工事に取り組んでます。
進捗状況(2022年 10月)
川平地区再整備事業第2期建築工事が竣工しました。今後は、教育設備等の充実整備を行い2023/4からの本格稼働を目指します。
進捗状況(2023年 2月18日)
お披露目式を開催し、新施設を紹介するとともに親善バスケットボール試合をアリーナで開催いたしました。